はじめに
みなさん、こんにちは!中学受験の地理を勉強するときに、すべての土台となるのが「日本の地形(ちけい)」のテーマだね。「日本の山地の割合は?」とか「日本の川が外国の川と比べて持つ特徴は?」といった記述問題に加え、日本地図を見ながら重要な山脈の名前や火山の恵みについて答える問題が本当によく出題されるんだ。
一見、ただの数字や地名の暗記に思えるかもしれないけれど、日本の地形には、実際の入試で確実に得点できる「絶対の基本ルールと、山と川のつながりの理由」があるんだよ。今回は、資料にある山地・平野・川の特徴から、日本を代表する10個の山脈・山地、そして『火山(かざん)』がもたらす恵みの仕組みまで、大切なポイントを一つずつ丁寧に、まるで目の前で授業を受けているような分かりやすさでバッチリ解説していくよ!この記事を最後まで読めば、日本の地形と火山に関する問題は完璧に攻略できるようになるからね!
1. このテーマの「全体像」と「基本ルール」
まずは、日本の山や川を学ぶ上での「全体像」と「基本ルール」を確認しよう。
私たちが暮らす日本列島は、世界地図のなかで見るととても小さな島国だけれど、その中にはおどろくほど変化に富んだ高い山々がつまっているんだ。日本列島を特徴づける最大の土台は、山が非常に多くて険しいこと、そして平らな土地がとても少なくて狭いということだよ。
さらに、日本は世界の中でも特に火山が密集している【火山列島】(かざんれっとう)でもあるんだ。この「山が多くて険しく、火山がたくさんある」という地形の基本ルールがあるからこそ、日本を流れる川にも独特な性質が生まれ、各地に素晴らしい温泉やクリーンなエネルギーといった豊かな自然の個性が生み出されるんだね。テストでは、山地・平地・川の特徴がそれぞれの地域の山脈名や火山の活動とどう結びついているのかが問われるから、仕組みを一本のストーリーで整理していくことが大切だよ!
2. 【最重要】テストによく出るポイント①(山地と平野の割合&テストに出る10大山脈)
ここからは、入試の記述テストや地図問題で最も狙われやすい、【山地】(さんち)と【平野】(へいや)の具体的な特徴、そして資料に登場する絶対に覚えるべき10個の山脈・山地について詳しく解説していくよ!
日本の山地と平野の割合
- 山地(さんち)の割合:日本の国土をじっくり見てみると、なんと国土全体の約4分の3(約73%〜75%)が山地や丘陵(きゅうりょう)で占められているんだ!しかも、日本の山々はなだらかではなく、全体的に【傾斜】(けいしゃ:斜面の角度のこと)が急で、ゴツゴツと険(けわ)しい形をしている山地が多いのが大きな特徴だよ。
- 平野(へいや)の割合:山地が大部分を占めているということは、逆に私たちが家を建てたり、農業や工業を行ったりできる平らな土地である平野(へいや)は、国土全体のわずか【約4分の1】(約25%)しか存在しないんだ。面積が狭くてとても貴重なんだね。
【地図対策】テストに必ず出る!日本の10大山脈・山地
日本地図を見ながら場所を聞かれる超重要スポットだよ。北から順番に漢字で書けるようにしよう!
- 【日高山脈】(ひだかさんみゃく):北海道の南部を南北に走る、北海道の背骨となる山脈だよ。
- 【奥羽山脈】(おううさんみゃく):東北地方の中央を南北にまっすぐ走る、日本一長い山脈だよ。
- 【越後山脈】(えちごさんみゃく):東北地方と中部地方の境目にあり、冬に大雪を降らせる原因となる山脈だよ。
- 【飛騨山脈】(ひださんみゃく):中部地方にあり、「北アルプス」とも呼ばれる険しい山脈だよ。
- 【木曽山脈】(きそさんみゃく):中部地方にあり、「中央アルプス」と呼ばれる山脈だよ。
- 【赤石山脈】(あかいしさんみゃく):中部地方にあり、「南アルプス」と呼ばれる山脈だよ。※飛騨・木曽・赤石の3つを合わせて【日本アルプス】と呼ぶから絶対に覚えよう!
- 【紀伊山地】(きいさんち):近畿地方の南部(和歌山県など)にある、雨が非常に多く降る険しい山地だよ。
- 【中国山地】(ちゅうごくさんち):中国地方の真ん中を東西に長く走る、なだらかな山地だよ。
- 【四国山地】(しこくさんち):四国地方の中央を東西に走る、高くて険しい山地だよ。
- 【九州山地】(きゅうしゅうさんち):九州地方の中央をななめに走る、険しい山地だよ。
【記述対策】なぜそうなるのか?
入試の記述問題で「日本の山地と平野にはどのような地形的特徴がありますか。国土に占める割合と言い方にふれて説明しなさい」と聞かれたら、次の模範解答を書けるようにしておこう!
【記述模範解答】国土全体の約4分の3が傾斜が急で険しい山地で占められており、人々が暮らせる平野は国土全体のわずか約4分の1しかなくて面積が狭い。
⑤3. 【注目】テストによく出るポイント②(短くて急な川&日本列島は「火山列島」)
続いて、資料にあるもう一つの大きな特徴である、日本の【川】(かわ)の性質と、日本中にある【火山】(かざん)のひみつについて見てみよう!
長さが短く、流れが急(はやい)日本の川
日本の川は、世界の大陸を流れる川(アマゾン川やミシシッピ川など)に比べると、「長さが非常に短く、流れが非常に急(はやい)」という大原則があるよ。日本列島の中央にはさっき勉強したような険しい山脈が走っていて、そこから海までの距離がとても短いから、山に降った雨水がまるで滝(たき)のようにはやいスピードで斜面を駆け下りて、一気に海へと流れ落ちてしまうんだね。
日本列島は火山列島!富士山も活火山
日本は世界の中でも特に火山が密集している国で、現在も噴火する可能性がある【活火山】(かつかざん)が国内に【111】もあるんだ。日本で一番高い山として有名な【富士山】(ふじさん)も、実はこの「活火山」の1つ。大昔に何度も大噴火したことがあって、地下ではマグマが今も活動しているんだよ。火山は北海道や東北地方、中部地方、九州地方などに特に集中して連なっているんだ。
火山がもたらす被害とクリーンな「地熱発電」の工夫
火山が噴火すると、まわりの地域には大きな被害が出てしまうという課題があるね。けれどその一方で、火山は美しい自然の風景をつくりだし、私たちの暮らしに素晴らしい工夫(恵み)を与えてくれるんだ。
その代表が、火山の地下にあるすさまじい熱を利用した【地熱発電】(ちねつはつでん)だよ!地熱発電とは、火山の熱によって生み出された高温の蒸気(じょうき)を地中からくみ上げ、その力で電気を起こす仕組みなんだ。石炭や石油を燃やす火力発電とちがって、発電するときに煙を出して空気や水を汚す(よごす)ことがないため、地球にとても優しいクリーンな発電として環境問題でも大注目されているんだよ。日本最大規模の地熱発電所として、大分県にある【八丁原発電所】(はっちょうばるはつでんしょ)の名前は絶対にセットでおぼえておこうね!もちろん、地下水があたためられて湧き出る【温泉】(おんせん)も、日本人の生活や観光に大いに役立っている大切な恵みだよ。
⑥4. 【データ攻略】グラフや資料の正しい読み方・見分け方ステップ
実際のテストで、日本の山地や川のデータ、火山の資料が出たときに、一瞬で正解を特定するための、プロの3ステップを教えるよ!
- ステップ1:川の「横顔のグラフ(断面図)」の角度を見る!
世界の川と日本の川を比べたグラフが出たら、線の傾きに注目してね。横に長々と伸びずに、すべり台のように高い山から海に向かって一気に急角度で落ちている線が「日本の川」のデータだよ。 - ステップ2:日本地図の「火山マーク」がない場所に注目する!
日本地図で火山の分布が出たら、火山が集中している場所だけでなく、マークがほとんどついていない近畿地方や四国地方を見つけよう。「活火山が見られない地域はどこか」という問題を見抜く最大の手がかりになるよ。 - ステップ3:九州地方(大分県)にある発電所の名前をチェックする!
地図問題や工業の資料で、大分県の山奥に印がついているクリーンなエネルギー施設を聞かれたら、答えは日本最大の地熱発電所である【八丁原発電所】だよ。他の発電方法のグラフと見分けるときの大きな武器にしよう!
まとめ
今日の講義はどうだったかな?日本の地形の3大特色と10大山脈、そして火山のポイントが、スッキリ頭に整理できたね!最後に、今回学んだ中で絶対に忘れてはいけない超重要キーワードを3つ復習しよう。
- 【4分の3が山地(日本アルプスなど)】 ➡️ 国土の大部分を占めており、全体的に傾斜が急で険しい山脈が連なっている。
- 【短くて流れが急な川】 ➡️ 険しい山脈から海までの距離が短いため、まるで滝のように一気に水が流れ落ちる特徴を持つ。
- 【活火山と地熱発電(八丁原発電所)】 ➡️ 日本には111の活火山(富士山など)があり、その熱を利用して空気や水を汚さないクリーンな発電が行われている。
地形の勉強をするときは、ただ言葉や数字を丸暗記するんじゃなくて、「山が険しくて海までの距離が近いから、川が短くて流れが急になるんだ。そして、火山がたくさんある火山列島だからこそ、クリーンな地熱発電や温泉という素晴らしい自然の恵みがもらえるんだな」というように、自然の形と人間の知恵を一本のストーリーでつなげて覚えるのが良いよ。
🗺️ 今回のテーマを日本地図で確認しよう: 中学受験 地理ナビマップ


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